松たか子さんとSixTONESの松村北斗さんが主演の「ファーストキス 1ST KISS」を観に行きました。
個人的には、話題になっているほどの面白さは感じられず‥(メディアに踊らされて期待しすぎたかも)。
うーん、映画館での映画鑑賞を何よりの「娯楽・息抜き・趣味」として楽しみにして臨んだ身としては、残念、もの足りませんでした。
最近、(※自分的に)面白い映画が上映されていなくて約1ヶ月半ぶりの映画館鑑賞。
遠足の前日みたいにワクワクしながら前の晩から荷造りして、おやつもカバンに入れて、「明日は映画だからぐっすり眠れますように!」ってお願いするほど楽しみにしていたんですもの‥
と言いつつ、映画を観た感想を忘れないうちに記しておきます。
過去を変えたら未来が変わる
「過去・現在・未来はすべて同時に存在している」
という考えと舞台設定があって、
実際に、ヒロインの松たか子さんは過去に戻って愛する夫が悲しい事故で亡くなってしまう未来を変えようと奮闘するんですね。
なんか‥
“タイムリープ、タイムトラベル、空間移動、ワープ、パラレルシフト‥”
のような事って、もうフィクションやおとぎ話の世界ではなくなっているんだな。
それらは実際にあり、多くの人が認識し始めてるんだなって満員の客席を見ながら思いました。
面白かったのは、松たか子さんが一番初めは偶然的に過去にタイムスリップしてしまうわけだけど、2回目からは意図的にタイムスリップして、その後は何度も何度も意図的に過去へ行ってること(笑)
こんなことできたらいいよね、と思うと同時に
いや、もう過去・未来に空間移動している人はきっと沢山いるんだろな、と。
私もしてみたいです。
タイムトラベル(空間移動)する方法
映画の中で、松たか子さんが演じるヒロインが初めてタイムスリップしてしまった時、
「たまたま近くで起きていた事故によって空間がゆがんていた(空間にひずみができた)」
というような状況があったらしい。
これって、実際よく言われますよね。
何かが起きた拍子に、実際に時空が歪んでタイムワープしてしまう。
例えば、「車に轢かれる!」と思った次の瞬間、車が自分の体をすり抜けていったとか。違う場所にいた、とか。
この映画の脚本書いた人はSF好きなのかな?スピリチュアルに知識のある人?
(そもそももうスピリチュアルという言葉自体古い気がしますが、他に言い換えようがなくて。)
昔、“スピリチュアル”という言葉で表現されていた狭い世界が、現実社会という大海原に放たれ、すでに現実に馴染み、人々もそれを自然と受け入れていると感じます。
特に映画を見ていると、「監督はめちゃ覚醒してるな。こんなの作れるなんて・・(感嘆)」という名作品も多いですよね。
作品が作られた年代を見て随分昔だったらさらにびっくりしたり。監督は未来が見えていたのかな?とか。
映画を作る人たちもライトワーカーだなって思います。
最近上記のようなことでえらく感動したのが「アバター: ウェイ・オブ・ウォーター」。観ていない人は是非観てほしい。
あとなんと言ってもノーラン監督の「インターステラー」。宇宙に興味のある人は見て損はない。
「ファーストキス 1ST KISS」の結末について(ネタバレなし)
「ファーストキス 1ST KISS」の結末は最後までどうなるのかわからず、そこの部分は楽しむことができました。
そしてその結末‥(ネタバレなし)。
うんうん、納得、なるほど!!の内容です。
すごく現実的であるし、ファンタジーではない。スピリチュアルな視点で見ても「そうなるよね」、と頷かずにはいられない。
でもやっぱ、けっこう恋愛要素が強いのかなぁ。
結婚を3回して2回離婚の修羅場をくぐった身としては「恋要素」というものが、あんまり染み入りませんでした‥残念ながら。
「愛」については涙が出るけど、「恋」については涙が出ない‥。
ただ、松たか子さんの年齢を重ねた美しさをひたすら実感できる映画でありました!
あと、過去・現在・未来が同時に存在していてそれぞれに幾つものパラレルがあり、選択する事柄によって未来は変わる。
自分次第で幾つもの枝分かれした現実を生むことができる、っていうのは本当にそうだと思う。
自分の望む未来を創造していくために、今をがんばろうと思える映画には違いない。
さらに、“今すでにあるものや、そばにいる大事な人を大切にしよう。何でもない毎日が宝物だ”、って再認識することができました。
なんでもない毎日、いつもそばにいてくれる家族、ありがとう‥なんて心の中で思ったよ。
ついつい忘れてしまう雑多な日々の中。
大切な人と「ファーストキス 1ST KISS」を観ることで、大事なことを思い出すきっかけになるのもいいかもね。
ブログの冒頭で「あんまり面白くなかった」と言いつつも‥(ごめんなさい)、
人の心に何かを残してくれる映画ってやっぱり素晴らしい!って余韻に浸っています。
松たか子さんやっぱり好きだなぁ。憧れの人です。