「エネルギーアートとは何?普通の絵とどう違うの?」と思う方もいるでしょう。そこで、わたしの考えるエネルギーアートについてお話をします。
結論から言うと、エネルギーアートは特別なものではなく、絵を描くモデルが裸婦とか風景ではなく「エネルギー」というだけです。
練習すれば、エネルギーアートは誰にでも描くことができます(厳密に言えば、すべての絵画はエネルギーアートなのですが)。
この記事では、あくまで現時点のわたしが考えるエネルギーアートについてお話ししていきますね!
アートやスピリチュアルは多様なものであり、比較や中傷、自分の意見を誇示する目的ではありません。
全てのものにはエネルギー(バイブレーション)がある
まず始めに、この世のありとあらゆるものには固有のエネルギーがあります。
波動やバイブレーション(振動)という言い方をするかもしれません。
絵に限らず、ふと目にしたテレビのコマーシャルやニュース、ネットに流れているニュースや個人のウェブサイトにもエネルギーがあります(他にも音楽や土地や食べ物、洋服など)。
わたしは暴力的・攻撃的なニュースや動画、紙媒体など、自分に必要ないと思うものは見ないか、もしくは受け取らないようにしています(エンパスでもあるので)。
話がそれましたが、全てのものにはこういったエネルギーがあるので、当然絵画にもエネルギーがあります。
どんな絵にも‥です!
それは「エネルギーアートだからエネルギーがある」というような、特別なことでは全くありません。
エネルギーアートとは?
エネルギーを描くことを意図した絵
では、エネルギーアートとは何でしょうか。
先ほどお話ししたように、エネルギーはエネルギーアートに限らず全てのものに存在します。
さらに言ってしまえば、絵画はすべて「エネルギーアート」でもあります。
その中で、私達がわざわざ「エネルギーアート」と呼んでいるものは、「放たせるエネルギーを“意図して焦点を絞って”描いた絵」だとわたしは認識しています。
意図することはとても大切です。
なぜなら、エネルギーを感じて描く=エネルギーをチャネリングするというイメージで、意図的にエネルギーにシンクロすることが必要になるからです。
描き手は宇宙エネルギーの媒体
もちろん、描き手のエネルギーは良し悪し関係なく絵に反映されます。
そして特に意識しなくても、どんな絵でも描き手や描く対象のエネルギーが入るのが普通です。
例えば、「目の前にあるリンゴをスケッチしよう」と思って描くと、本人の意図関係なくその絵には特有のエネルギーが生まれます(描き手の状態とか、対象物やその場のエネルギーとか様々ですが)。
それに比べて、エネルギーアートの場合は初めから目に見えるものを描こうとはしておらず「エネルギーを描く」ことを意図的に行っています。
絵の対象物がリンゴではなくエネルギーというわけですね。
初めからエネルギーを描くことを意図しているので、宇宙から受け取ったエネルギーをそのまま不純物なく流せるように準備をする必要性が生まれます(自分が宇宙と絵のパイプや媒体というイメージだとわかりやすいでしょうか)。
絵画作品の多くは「こういう風に描きたい」「この色を使いたい」と完成図をイメージすることが通常ですが、それに対しエネルギーアートは、できるだけこういった自分の顕在意識やエゴの声を無くして変性意識状態(チャネリング状態)で描いていきます。
エネルギーアートの対象物はさまざま
エネルギーの対象物は、目に見えないものをリーディングしてエネルギーそのものを描いてもいいし、例えば天使や龍、アセンデッドマスターなどのエネルギーを感じてそのエネルギーそのものを描いてもいいし、実際にその実像(龍や女神など)をリアルに描いてもいいのです。
エネルギーアートの選び方
自分にとって良い(必要な)エネルギーを放ってくれる絵は、エネルギーアートとは限りません。
先ほどリンゴのスケッチの例を出しましたが、仮にあなたがある1枚のリンゴの絵をとても気に入ったとします。
そのリンゴの絵を見るとなぜか心が落ち着いて、前向きな気持ちになれます。
それが、あなたにとってのエネルギーアートです。
絵を見ると「気分がいい」「気持ちがいい」「ワクワクする」「ずっと見ていたくなる」「癒される」‥という1枚があったら、自分にとっていいエネルギーが流れている証拠なので、ぜひ身近に置くといいと思います。
その絵が「エネルギーアート」と名乗っているかどうかは重要ではなく、自分と共鳴する絵があなたにとってのエネルギーアートになります。
絵画の放つエネルギーの違いと自分のエネルギーの守り方
絵画の持つエネルギーはさまざま
ここでちょっと、絵画の持つエネルギーの違いについて例を出してお伝えします。
簡単に言えば、「苦しい」気持ちをぶつけた絵にはその念がこもるし、「楽しい」気持ちで描いた絵にはその念がこもります。
わたしにも経験があるからわかるのですが、描き手が強い想い(苦しみや悲しみ、闇、エゴ、祈り)を昇華させるために描いていると、描き終わった後はデトックスと同じで本人はとてもスッキリするのですが、絵にはその念が残ります。
ある意味すごく強いエネルギーなのですが、怨念に近いような絵も存在します(著名な画家でも)。
そこに、絵を見る人自身がシンクロしなければ大きな影響を受けることもありませんが、例えば自分の中に「悲観的な気持ちをしばらく味わっていたい」「暴力的な気分に浸りたい」という思いがあったりすると同じエネルギーの絵に同調し、かなり影響を受けることとなります。
良いエネルギーの逆パターンもあります。
見るものを取捨選択して自分のエネルギーを守る
絵は、展覧会などといった特別な場所でなくても、様々なところで目にする機会があります。
ネットで検索したり、SNSでたまたま目にする絵(アナログ・デジタル・漫画など)もありますが、本当に様々なものが溢れているので自分の目にするもの(エネルギー)を取捨選択することがとっても大切です。
自分のエネルギーを高めるだけではなく、エネルギーを守ることにも繋がります。
絵から受けるエネルギーって実際かなりあなどれないです。
それだけ視覚やビジョンというものは、そこから一気にエネルギーを受けやすいのだと思います。
エネルギーアートとは?絵画の放つエネルギー/波動について知ろう:まとめ
エネルギーアートとは?‥についてお話ししましたが、いかがでしたでしょうか。
けっこう抽象的な内容だったかもしれませんが、自分でも実際に言葉にしてみると色んな気づきがあって、書いていて面白かったです。
スピリチュアルやアートは算数などと違って正解はありませんし、答えは人の数ほどあります。どんな考え方をされても自由です。どれも、あなたの出す答えがあなたにとっての正解となります。
このトピックについてはまだまだ書ききれなくて、また別記事でも書いていきたいなと思っています。
アートは世界共通で言語不要の、自由な表現ができる媒体です。エネルギーアートに限らず、アートには何も決まりはありません。
素晴らしいですよね。人間が「絵を描く」という表現行為ができることこそ、宇宙のギフトだと思います。