ヒーリング体験記

スピリチュアルアウェイクニングを体験/初めてのお祓いで人生が激変

人生で初めて霊的なエネルギーの影響の大きさを感じたのは、高校生の頃に起きたある出来事でした。

それは「お祓い(除霊)」をしてもらったことです。

このお祓いがきっかけで人生が激変し、今もずっと続く人生のライフライン(命綱)ができた気がします。

今思えば、それは初めてのスピリチュアルアウェイクニングでした。

このヒーリング体験記というカテゴリーでは、私の今までのヒーリングの記録や、エネルギーワーク、霊視などを受けた体験を記録していきます。

一期一会の霊能者たち

不思議なことに、私の人生には10代の頃からいつも「霊能者」が近くにいました。

それは、いわゆる住んでいる場所で有名な「力のある人」の時もあったし、友人の友人であったり、彼氏の先輩であったり、行きつけの美容サロンのオーナーの知り合いだったり‥、

とにかく人生で困った時、その時々に必ずそういう霊的な力を持った人達が側にいました。

そして不思議なことに、彼らは問題を解決するともう二度と会わなくなったり、仮に会おうとしても会えなくなったり、疎遠になりました(そういうものですか?)。

必要な時に現れる「霊的なスペシャリスト達」って感じでしょうか。

今の時代(そして、充分に大人になった年齢)なら、ヒーラーや霊能者を見つけるのはスマホで検索&予約&決済すればOK!という朝飯前の作業ですが、

当時は携帯電話もまだ普及されたばっかりで、折りたたみ携帯でできることも限られ、今ほどスピリチュアルはおおやけになっていませんでした。

「誰かいい占い師知らない?」と友人に聞いたら「あそこのアジア雑貨のおばちゃんが視れる(霊視)らしい」答えてくれるような時代でした(オール口コミ)。

そんな中で、そういった霊能者が側にいることには随分助けられてきました。

今回お話しする私のお祓いをしてくれた霊能者は、「死んでもおかしくないような事故にあった際に視力を失い、その際に霊的な力を授かった」というおじいさんでした。

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初めての除霊体験(長年憑いていた霊を外す)

そのおじいさん(霊能者)は山の中でおばあさんと一緒に住んでいて、おばあさんから差し出された緑茶とお漬物の乗ったコタツのある風景を今でも覚えています。

そして私は、霊感のあるおじいさんから「あなたは7歳の時から小さな女の子の霊が憑いているよ。“あなたが優しくて一緒に遊んでくれるから”とその子は言っているよ。」と言われたのでした。

どうやら私が7歳の時から15歳までずっと(お祓いを受けた当時の年齢)、小さな女の子の霊が憑依していたらしいのです。

もう20年前の出来事なので詳細はうろ覚えですが、お祓いは白装束や長い帽子をかぶって神主のような格好をしたおじいさんからしてもらいました。

なにやらお経のようなものを唱えて、神社のお祓いの際によく使われる白い紙がたくさんついた棒のようなもので、頭や体をはたかれました。

最後におじいさんに指定されたお供え物(確か果物や酒、塩)などをどこかにお供えするか川に流したか‥もう忘れてしまいました。


しかし、この一連の出来事の後、なんと私は見事に別人のように変わったのです。

当時、そのあまりの変わりように驚いたのは自分自身でした。

「こんなにも体が軽いのか(他の人たちは皆こんな身軽な体で生きていたのか)。」

「こんなにも生きることはワクワクするのか。」

「私はなぜこんな所にいたのだろう?(行きたくない学校なのに)」

と‥まさに、スピリチュアルアウェイクニング。目が醒める(正気に戻る)感覚はしびれるほどに鮮烈でした。

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生きることに悩み続けた日々

当時、私は私立高校に通う高校1年生でした。

が、他の同級生たちとは明らかに様子が違っていました(実際、かなり浮いていました‥)。

小学校中学年の頃から感じ始めた孤独感や絶望感がピークに達し、無力感や怒り、自殺願望にさいなまされ、イケイケの友人にそそのかされて警察のお世話になることもあったし、

無気力で「自分はどうしたいのか。」「自分はなにを感じているのか。」などと自分の感情や意思を捉えることは不可能でした。

その頃は人に声をかけられても返事ができない状態で、学校には早退・遅刻の繰り返しで遠ざかり、進級するのが難しいと言われていました。

声をかけられているのは認識できても、それは自分の体を通り過ぎていく雑音のように感じ、返事をするという概念がなくなっていたためです。

体調も悪く、病院に行っても問題はないと言われて悩んでいました。

うつ状態や疲労感、微熱、だるさに苦しめられました(医学的に問題はないのに体調が悪いと、周囲からも自分でも自分を責めてしまうんですよね。困ったことに)

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そんな状態を見かねた両親が、おそらく最後の神頼み(笑)ということで霊能者のところへ連れて行ったのでした。

多分ですが、両親としては「何か憑いているのでは?」ということではなくて、「今後この子をどうしたらいいか?」と霊視をしてほしかったんだと思います。

スピリチュアルアウェイクニングを初めて体験

霊能者のおじいさんからお祓いを受けた後、私自身がその変わりように一番びっくりし、「今までは自分の意思を何者かに乗っ取られていたようだ」としみじみと実感しました。

きっとそれが「憑依される」ということなのかもしれませんが。

初めて自分という存在(意思)と出会った感覚でした。

まさに「ハロー!自分!」です。私ってそんな顔して、そんな声をして、そんなことを考えていたんだね!と初めて知ったのです。

その感覚は、お祓いをしてもらったと同時に、小さなアウェイクニングを体験したせいかもしれません。

人は生きているうちに小さなアウェイクニングを重ねていくものだと考えています。

スピリチュアルアウェイクニング特有の、すごく深い深いところで「‥わかった!(掴んだ)」という感覚がありました。

具体性も根拠もなく、ただただわかる感覚。間違いのない感覚です。正しいか誤りかではなくて、「それがそうであることをただ知った」という喜びの感覚です。

スピリチュアルアウェイクニングで人生が激変

その後、人生でそんなに何回も起きないだろうというほどの速いスピードで、人生が激変しました。

今までの人生とは180度変わり、ずっと欲しかった場所や人や物に恵まれました。

当時通っていた私立高校を辞める決断をすると、退学に関して今まで猛反対していた家族がなぜか賛成してくれたのです。

そして翌春に違う高校を受験して合格。

もう20年も前のことですが、そこで出会ったソウルメイトたちとは現在も繋がっています。また、新しい学校で学んだ分野は、今の私のライフワークになり、私を支えてくれる宝物になりました。

もちろん、人生が激変した後も様々な困難や霊的な影響を受けることは多々ありましたが、自分が何者かを知るための(そして今もずっと続く人生の基盤になる)初めの第一歩を踏み出せたのは、この時でした。

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